キクニガナ
〈Chicory〉ヨーロッパやアメリカに自生し、古来から切り花や食用、薬用に用いられている。キクニガナの根は大量のイヌリン
(栽培されたキクニガナの新鮮な根からは最大58%の検出記録がある)、また苦味成分(ラクツシン・インチビン)、クマリングリ
コシド、トリテルペン、コリン等を含有する。イヌリンを構成する物質はほとんどが果糖であるが、イヌリンは人体に吸収されない
物質であるため、加水分解した後、市販される果糖の原料として使用することが出来る。特にヨーロッパで頻繁にみられる習慣に、
キクニガナの根をローストにしたものをコーコーに混ぜて飲むというのがある。これはキクニガナの根のすばらしい芳香と苦味に
よってコーヒーの味を引き立たせるとともにカフェインのが烏有量を減少させるためである。古代ギリシアの医師ガレノスはキクニ
ガナを「肝臓の友達」と呼んだ。胆石の特効薬として使用されている。 |